AGAIN FLOWER
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
お久しぶりでございます。
風邪菌と闘っているうちにGW最終日を
迎えてしまった歌い手さんのゆうです。(TT)

じつは一度「風邪とライブ前と私」というタイトルで
記事を書いてみたものの、読み返してみたら
これがまた実に面白くともなんともない内容に
仕上がってしまいまして。。(^^;)

ブログを始めてから初のボツ作品というものを
あえなく生み出してしまった歌い手さんのゆうです。

さて、自分自身の快気祝いも兼ねて
久々の「今昔物語~エリーの会・前後編~」を
書き下ろしてみました。

それでは、
どうぞお楽しみくださいませ。m(_ _)m

・・・そう。
それは、遠い遠いむかしむかしのお話でございます・・・・・・。

あれは、もう十数年も前のことだったでしょうか。
それは僕と僕の親友であるT中氏、それからI之瀬氏の3人の
ある日常のお話です。

学校を卒業後、地元である長野へと帰ってしまったI之瀬氏であったが、
ちょいちょいI之瀬氏がこっちの方へ遊びに来たりして
あいも変わらずつるんでいた僕らは、
ある日大胆かつ無謀な計画を思いついた僕の案を実行することにした。

その計画とは、
いつもI之瀬氏にこっちに来てもらっているのでは申し訳ないので、
たまには中間地点にて落ち合い、そこで遊ぼうではないか!
っつーことで、
東京と長野の中間であり、なおかつ遊べそうな場所ってことで
「山梨県河口湖あたりに宿をとり、一泊二日で丸々遊んじゃおうぜプラン」
というクソ長いプラン名のことだったりした。

その頃は全員が独身貴族(?)で仕事もバリバリとこなしていた時期だったので、
週末である土曜日にそれぞれが仕事を終えた後に出発、
そして22時頃に予約済みの宿にて待ち合わせだった。

キレイ好きであるT中氏のたっての願い(この場合、ただのワガママともいう)で、
24時間いつでも温泉に入れる、なかなか豪華なホテルを予約していた僕らは
仕事を終えたその足で山梨へと車を走らせた。

僕ら二人が到着したすぐ後に予定通りI之瀬氏も無事に合流成功。
とはいえ、なにせ合流した時点で時計の針はもう22時をかるく回ってしまっている。

と、なると
ひとっ風呂浴びて、朝まで座敷で語り飲み明かすのが定番というものだろう。

が!!

この三人が集まって、そんな定番なことで収まるわけもなく、

「とりあえず、飲みに繰り出すか!」

ってことで、右も左もわからない土地に飛び出す三人。
とはいっても、日本屈指の方向音痴の僕があてもなくブラブラはしない。
ホテルのロビーにて、タクシーを呼んで

「運転手さんが知ってる、安くて楽しく飲めて歌えるお店に行ってよ。」

う~ん。。
何気に注文の多い要望を、ざっくりと言っちゃってるんでしょうか。僕は。

にもかかわらず、

「んじゃ~、ちょいと近場だけど言ってみるかい?」

つって、なかなか話がわかるじゃあないかい。運ちゃん。

てなわけで、お店の前へ到着。
目の前には「ララ」と書かれた看板の文字。
ほう。スナックか。
とりあえず入ってみよう。

「イラッシャイマスエ~。ナンメイサマドゥエスカ~??」

ん?若干、日本語がおかしいぞ??
店内には溢れんばかりの外人さん。

なるほど。外人さんばかりのパブってことか。
まあいい。
この際、歌って飲めれば場所は選ばん。
そのうえ、あの運ちゃんの知ってる店ならば、ヤバくはないだろう。
とりあえず乾杯だ。

・・・・・・ふう。なかなか良い気分だ。
そろそろ歌を1曲。
そうだ。サザンの愛しのエリーなら外人さん達でも知ってるだろう。
ってな具合に歌いだすオレ。(←ほろ酔い気分なので、「僕」ではなくなった。)

「ワタスィモ1パイノンデモイイデスィカ?ボス~??」

ん??
飲むのは構わないが、なぜオレが「ボス」なんだ??
段々と周りの人達がオレのことを「ボス」と言い始めた。

I之瀬氏の方が身体はデカイ、小さいがT中氏の方が筋肉質。
では、なぜオレを「ボス」と呼ぶのだ??
急に気になりだしたオレは聞いてみた。

「ナンデ、オレガ、ボスナンデスカァ??」

何故だ??
なぜ、オレまでご丁寧にカタコトの日本語になる??

ま、そんなことは別にイイとして、
聞いてみたら答えは単純。
オレは立派な髭が生えてるからだとさ。
なんだ。そんなことか。。

なんて、わけのわからんことを話しながら飲んでるうちに
あっというまに時間は経ち、おあいそ。

「よ~し、2軒目行こーか~!!」
・・・・・・さらに時間は経ち、2軒目は3軒目に・・・。

・・・・・・そろそろ空も明るくなってきたからホテルに戻るとしようか。
部屋に戻った僕らは当然のごとく眠りこけた。
目が覚めると、もうチェックアウトの時間。
24時間温泉に入れるっつー条件は完全に意味無し。。

「さて、これからどーする??」

「富士急ハイランドでも行きますか~!!」

この二日酔いのヒドい状態にもかかわらず、
よく言ったもんだ。この口は。

頭はガンガン、気持ちワルイこの状況でも構わず
僕らはQのハイのランドへと到着。。

だが、
気力、体力ともに来る前から限界を迎えている僕らに
フリーパスポートを購入して遊びまくる元気など、もちろんナイ。
なので、乗り物券を毎度購入して遊ぶことにした。

「よし。んじゃ~、この呪いの館的なアトラクションから行ってみっか。」

なるほど。
まずは、この二日酔いの状態を見定めるにはもってこいのアトラクションだ。

暗い通路を徐々に進んでいく三人。
・・・・・次で最後の部屋か。
なになに??一人ずつこの棺の中に入ってください。だと?
そして、どんなことが起こっても息を潜めて静かにやり過ごしてください??
ほほう。
おもしろそうじゃあないか。

言われるがままに棺へとそれぞれ身を隠す三人。
部屋のライトは消え、真っ暗になった・・・。


ガタ~~~~ン!!!!!


急に大きな物音が部屋中に響き渡った!!

しかし、そんなことはどうでもイイ!!


コツコツコツ・・・ふぅ・・・ふぅ・・・


さらに化け物を思わせるような足音と耳の後ろに感じる息使い!!

それもどうでもイイんだってば!!!


なぜなら、棺の中が妙にクサイからだ!!


「むう・・・。こ、これは・・・。」


そう。
二日酔いから来る、自分の口から湧き出る「酒の匂い」が棺の中で
四方八方を跳ね返っては我が嗅覚を刺激しまっくているではないか!?

Booooooo・・・・・・・・・

アトラクション終了のブザーが木霊した。

助かった・・・。二日酔いにこのアトラクションは自殺行為だよ・・・。

出口付近で合流した三人は、同じ様にゲッソリとした顔をしていたのは
言うまでもないだろう。。

「よ・・・よし。次いってみよーか・・・。」


※後編へと続く…




// ホーム //
Powered By FC2ブログ. copyright © 2017 アゲフラブログ all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。